東京海上日動あんしん生命の「メディカルKit NEO」は掛け捨て型終身の医療保険ですが、女性用のプランがあります。女性ならではの特約を準備している保険ですが、実際に女性特有の治療を受けた時、例えば出産で帝王切開を受けた場合はどのように保障してくれるのでしょうか。

まず、保障内容について書いていきます。

基本的な保障に女性に優しい特約をプラスしたもの

この保険は「メディカルKit NEO」ですので、特約や基本保障など、付けられる保障自体は以前ご紹介したものと変わりありません。ただ、女性プランは独自でパンフレットが作られており、「メディカルKit NEO」とプランの組み立て方が違います。女性プランについてパンフレットに書いてある内容でおさらいしていきますね。

基本保障は?

女性プランは基本保障と特約に分かれます。まずは基本保障の部分から書いていきますね。保障内容を書いていくと、下の様になります。パンフレットの女性プランは日額5,000円となっています。
日額は5,000円のみではなく、好きな日額で選べますので問い合わせてみて下さいね。

●入院の保障 日額5,000円
※1入院60日、通算1,095日
●手術・放射線治療の保障(Ⅲ型) 手術の種類により日額の5倍~40倍
放射線治療は1回につき5万円
●死亡保障 なし
※死亡保障を付けるタイプもある
●入院の保障(初期入院保障特則) 一律5万円
病気やケガで1~9日間の所定の入院をした場合に、一律5万円(10日分)の保障を行う
※この特則を付けた場合は、1~9日間の入院に別途入院日額は保障されない

このメディカルKit NEOの特徴として、入院の保障で「初期入院保障特則」をオプションで付ける事が出来ます。

初期入院保障特則は、1~9日間(10日分)の入院をした場合に日額で保障するのではなく、一律10日分である5万円で保障出来るもの。ただしこれを付けた場合は10日分については日額での保障はなくなりますので、どちらかを選んで頂く事になります。
といっても、重複して入院保障を付ける事が出来ないという意味ですので、最近入院日数が短くなっている事を考えると、初期入院保障特則は魅力のあるオプションですよね。

手術・放射線治療の保障や死亡保障の内容は、他の保険会社の商品と変わりない内容となっていますので、検討をするポイントは入院保障の部分になりそうですね。

———————————————————————————————————
<AD>保険は専門のFP(ファイナンシャルプランナー)に相談するのが一番の近道
●『みんなの保険アドバイザー』

●『保険GATE』

●『保険の比較相談』

———————————————————————————————–

特約は?

「女性プラン」としてパンフレットを作っているだけあって、女性に優しい保障がいくつかあります。特約つまりオプション扱いですので、基本保障に自分の希望するオプションを選んで付ける必要があります。
女性疾病保障特約として、下の3つの特約を付ける事が出来ます。それぞれについて書いていきますね。

●女性特有の疾病や3大疾病による入院の保障 日額5,000円
※他の日額も選べます。
※基本保障の入院日額とは別に保障される。
※1入院60日と入院日数無制限のうちどちらかを選ぶ事が出来る
●入院の保障(初期入院保障特則)
上記特定の疾病で1~9日間の所定の入院をした時
●乳房再建手術の保障 一時金100万円(女性疾病保障特約の入院日額の200倍)

まず「女性特有の疾病や3大疾病への入院保障」ですが、女性特有の疾病として対象になるものは以下の通りです。

これがすべてではないですが、女性特有の病気は女性しか持っていない組織(子宮や卵巣といったもの)に関する病気・女性に多い病気・女性特有のがんの3種類に分かれています。どういった疾病が対象になるのか、分かりやすい表です。例えば自身のお母さんやおばあさんに罹患歴があるなど、気になる疾病があるのであれば、保険会社の方に問い合わせてもいいかもしれませんね。

ちなみに、「3大疾病」はがん・心疾患・脳血管疾患となっています。
この保障で、基本保障に付いている日額に上乗せで更に保障されるという事になりますね。

また、その下に書いてある「入院の保障(初期入院保障特則)」ですが、基本保障の初期入院保障特則と一緒で、入院10日未満の場合は10日分の保障を行うというものです。
基本プランでも特約の上乗せ金でも、10日分を受け取れるという事ですね。

もう1つ、乳房再建手術への保障というのは、乳がんで乳房を切除し所定の乳房再建手術を受けた場合に受ける事の出来るものです。あくまでも乳がんへの保障であり、上皮内新生物で切除した乳がんについては保障対象外という事ですので気を付けて下さいね。

また、上の3つの他にこのプランにはもう1つ、3大疾病に関する特約を付ける事が出来ます。

●3大疾病による入院の保障(3大疾病入院支払日数無制限特約)
3大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)により所定の入院をした場合、入院無制限

こちらは3大疾病の入院に関する特約です。通常、入院保障は日数に制限がありますが、この特約を付ける事で保障を入院日数無制限に出来ます。特に脳血管疾患の場合は、マヒが残った場合は入院日数が増えますので、付けておくと安心ですよね。

女性プランとそうでないものの比較は?

上にも書きましたが、この保険はメディカルKit NEOです。
オプション(特約)がたくさんあるので、それを組み合わせて色々なプランを挙げています。
女性プランは女性に焦点を当てたプランですが、そうでないメディカルKit NEOのパンフレットは、スタンダードプランを基本とし、それに様々なオプション(特約)を付けて、就業不能保障セットプラン・死亡保障セットプラン・生活習慣病保障セットプランという3つのプランを挙げています。

そんな中、女性プランとの一番の違いは女性疾病保障特約があるかどうかです。

上に女性プランの特約(オプション)の保障内容を書きましたが、改めて書き出しますね。女性プランの特約は以下の通りです。

●女性特有の疾病や3大疾病による入院の保障 日額5,000円
※他の日額も選べます。
※基本保障の入院日額とは別に保障される。
※1入院60日と入院日数無制限のうちどちらかを選ぶ事が出来る
●入院の保障(初期入院保障特則)
上記特定の疾病で1~9日間の所定の入院をした時
●乳房再建手術の保障 一時金100万円(女性疾病保障特約の入院日額の200倍)

女性特有の疾病に対して上乗せで入院保障を付ける事が出来る事と、乳房再建手術の保障があるという事ですね。
ですので、女性の場合はこのプランを中心に保障を検討した方がいいと思います。
ただ、女性プランに死亡保障や就業不能保障の特約を付ける事が可能な場合もありますので、女性プランに別のオプションを付けたい場合は、問い合わせてみて下さいね。

保険相談の保険クリニック

帝王切開への保障は?

ここまでメディカルKit NEOの女性プランについて書いていきましたが、それでは実際に女性特有の疾病になった場合にどの様な保障が対象となるのでしょうか。

今回は帝王切開について書いていきます。帝王切開は出産に関わる手術ですね。そしておおよそ10日間の入院を伴います。帝王切開については通常分娩が出来ないための手術ですので、大抵の保険会社では保障対象となっています。

この保険で帝王切開を受けた時に得られる保障ですが、
①基本保障にある入院保障による日額
②手術給付金
③女性疾病保障特約にある、上乗せ分の日額 となります。
手術給付金は手術により4種類ありますが、帝王切開の場合は日額の10倍となっています。

ですので、日額5,000円の保険だった場合で入院が10日だった場合は
①5,000円×10日=50,000円
②5,000円×10倍=50,000円
③5,000円×10日=50,000円 となり、その合計は15万円となります。

これはあくまでも概算ですので、実際にどのくらいの給付金になるかはお問い合わせして下さいね。

ただ、一番重要なのは帝王切開前にすでに保険に加入しているという事です。帝王切開を医師に言われてからあわてて保険の申し込みをしても、帝王切開は保障対象外となります。また妊娠中の申し込みについては保険会社によって条件があり、申し込み時の妊娠は保障対象外になったり、もしくは申し込み自体を受け付けていない場合があります。

保険会社によって違いますので、この辺りも問い合わせてみて下さいね。
ただ、妊娠とは関係なく加入した保険については、帝王切開は充分保障対象となる可能性が高いです。

最後に

メディカルKit NEOについては一度書いたことがあったのですが、「女性プラン」という別のプランについてもう一度取り上げてみました。
この保険にはたくさんのオプション(特約)があり、自分の希望に応じて保障を作る事の出来るステキな保険ですので、ぜひ一度検討してみて下さいね。