SOMPOひまわり生命「リンククロス」シリーズの保険です。SOMPOひまわり生命の保険は、色々な方向から保険商品を作っていて目線が新しいですよね。
ホームページも柔らかい色が使われていて、女性にとってはとても心地のいいサイトに仕上がっています。女性が保険の検討をする事も多いですし、私自身もサイトやパンフレットを見ていて気持ち良く感じます。

職業柄、色々な保険のホームページやパンフレットを見る機会が多いのですが、保険はどうしても保障や約款など、内容が固くなりがちですので、パンフレットやホームページもお固くなりがちです。柔らかいサイトを見ると安心しますね。

読みやすさも保険会社のお客様への心持の表れかなと感じます。

さて、この保険はどの様な内容なのでしょうか?

先進医療と臓器移植を保障

この保険は先進医療を単独で保障する事に加えて、臓器移植への保障のある保険です。先進医療の保障は医療保険によく付帯されているものではありますけれど、臓器移植への保障がある保険というのは、とても新しいですね。

先進医療の保障はどの様な内容?

この保険の先進医療の保障には2つあります。1つは先進医療の療養を受けた時に受ける事の出来る「先進医療給付金」。もう1つは先進医療給付金が支払われる療養を受けた時の「先進医療一時金」です。

内容がそれぞれ異なっていますね。

先進医療とは?

まず先進医療について書いていきます。

先進医療とは健康保険適応外の高度な医療ですが、その中で国が「先進医療」と定めた治療の事を指します。一例ですと、がん治療に用いられる陽子線治療・重粒子線治療がこれに当たります。
また先進医療を受ける事の出来る医療機関も国によって定められており、例えば陽子線治療だと2010年現在で17施設・重粒子線治療の場合は5施設のみとなっています。

また先進医療の治療は、高度であるという事・健康保険適応外である事もあって高額である事がほとんどです。上の例ですと陽子線治療ですと約270万円・重粒子線治療だと約310万円ほどかかります。

先進医療の治療が高額である事もあり、そのためにあるのが先進医療の保障という事になります。

先進医療給付金とは?

この保険の保障のうちの1つである先進医療給付金ですが、先進医療の技術料について通算2,000万円まで保障するという内容になっています。
実はこの内容は、医療保険に付帯されている先進医療保障と全く同じ内容です。ですので特に真新しいものはないのですが、ただ1つだけ注意点があります。

それは、この保険は白内障に関する先進医療が保障対象外であるという事です。

通常、先進医療保障で保障対象外の病気が設定されている事はないんですね。気になったので、お問合せをしてみました。
すると、数年前から白内障に関する先進医療は保障対象外になったとの事でした。
ちなみに、白内障に関する先進医療とは「多焦点眼内レンズによる水晶体再建術」を指しますが、技術代が約60万円。先進医療ではあるものの実施している医療機関もとても多くて、一県あたり4~5施設くらいは施術可能のはずです。

とてもポピュラーな先進医療です。

そして、数年前に先進医療の保障から外れた事とは関連はないのですが、話によると、具体的な日程はまだ内々であるという事ですが、近々この治療法は先進医療から外れて健康保険適応となるという事でした。
ですのでその後であれば、白内障の先進医療が保障対象外になっても特に問題はないんですよね。

少しだけ待って、申し込めば問題ないのかなと感じました。

先進医療一時金とは?

この保障は、先進医療の治療を受けてSOMPOひまわり生命から先進医療給付金が支払われると同時に、その療養を対象として給付される一時金です。

一時金は、がんを原因とするかそうでないかで2種類に分かれ、がんを原因とする時には1回につき10万円、それ以外の場合は1回につき5万円となっています。
この一時金には回数の上限はありません。
ただし、この保険が消滅した時には、当然ですがこの一時金も受け取れなくなります。

保険相談の保険クリニック

臓器移植への保障はどの様に行われる?

この保障は、所定の臓器移植を受けた時に「臓器移植医療給付金」として1,000万円の保障がされます。

「所定の臓器移植」ですが、所定というのは「この保険が約款で定めている」という意味です。基本的なところとしては、まず日本国内での臓器移植である事。もし海外で受けた場合は、日本国内の医師が臓器移植が必要である事を診断し、その医師により紹介された医療機関で臓器移植を受ける事が条件となります。

この給付金は1回で受け取るものであり、また保険契約の中で1回のみの受け取りとなります。
保険の契約自体は1年更新で更新に限度はなく自動更新されていきますが、自動更新の契約を含めて1回のみ受け取れる給付金となります。

臓器移植自体あまり機会がない事ではありますが、もしその状態になった時に一時金が受け取れるのはうれしいですね。

この保険の保障期間について

保障期間や契約可能年齢はいつまで?

この保険は上にも書きましたが1年更新となっています。

契約年齢には制限があり20歳~69歳となっていますが、加入後は年齢制限がなく、被保険者が生存している間は自動更新されていきます。こういった自動更新の場合は更新時の保険料が心配になりますが、この保険は月々500円で保険料が固定されていますので、更新されても安心してそのまま据え置くことが出来ます。

医療保険や死亡保険の更新ですと更新の度に保険料が上がるのですが、この保険については保険料が上がる事はないので安心ですね。

ただしクレジットカード払い・月払のみですので、ご注意くださいね。

保険の消滅の条件は?

この保険は1年更新ですが自動更新され、年齢に制限はありませんので生存する限りはそのまま保険が続く事になります。
ただ、ある給付金が支払われた場合には保険が消滅します。

支払われる事で保険が消滅する給付金・その条件は、下の2つです。
①先進医療給付金の受け取りが通算2,000万円となった時
②臓器移植医療給付金を受け取った時
この2つが支払われた時、保険は消滅します。

先進医療給付金は保障が通算2,000万円となっています。色々な先進医療がありますが、それぞれに対して給付を受けていき、その通算が2,000万円となった時に先進医療給付金が消滅します。
一方、臓器移植医療給付金ですが、こちらは1回きりの支払いで1,000万円が保障されます。この給付金を受けるには所定の条件が必要ですが、1回1,000万円を受け取った時点でこの給付金が消滅します。

この保険の保険料は500円ですが、通常、先進医療の保障は100円台という安い保険料です。残りの保険料は臓器移植分ですね。ですので、どちらかの給付金が消滅しても、もう一方は残り、両方の給付金が支払われた段階で保険が消滅するという事になります。

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申し込みに当たっての注意点

先進医療の保障は、どの保険会社でも1被保険者に当たり1件と定められています。

ですので、SOMPOひまわり生命の保険を持っていて、その中ですでに先進医療保障がある場合は加入出来ません。もしこの保険に入りたい場合には、今持っている保険の先進医療保障をどうにかする必要があります。今回、臓器移植への保障が魅力的なので、この保険の申し込みをしてもいいのではと考え問い合わせをしてみました。
お問合せによると、先に持っている先進医療保障を解約してからこの保険に申し込む必要があるという事でした。

という事は、この保険にも引受可能かどうかの審査が行われますので、もしこの保険が引受不可で申し込み出来なかった場合には、手元に先進医療保障が残らないという事になります。
そして、再度手元の保険で先進医療特約を付帯する手続きをするにも、この保険で引受不可だったという事は新たに先進医療特約を申し込んでも同様に同じ理由で引受不可になる可能性がとても高いという事でした。

確かに同じ先進医療保障の申し込みになりますから、片方がダメで片方がOKというのも考えづらい事ですね。

お問合せした時の話によると、この保険は「古い医療保険を持っていて先進医療の保障が付いていない人が、先進医療保障を希望して申し込むもの」という事でした。すでに先進医療を持っている場合は、それを解約してまでこの保険に申し込むのはおススメ出来ないとも話していました。

臓器移植への保障は魅力的と思うんですけれどもね…

あえて言うのであれば、先ほども書いた様に先進医療保障は1契約者につき1件ですが、それはあくまでも1つの保険会社の中での話ですので、他社保険会社で医療保険を持っているのであれば、その中に先進医療保障がついていてもこの保険の申し込みは可能なんですね。

ですので、他社の医療保険に臓器移植医療給付金を目的として申し込んでもいいのではと思いました。

最後に

臓器移植の保障に魅力を感じる保険ですが、実際に申し込むにはSOMPOひまわり生命の中ですでに先進医療を持っている場合は、その解約が必要である事。もし他保険会社で先進医療保障を持っているのであれば特に制限なく申し込めるという事。先進医療保障をどの保険会社で持っているかによって対応が決まってきます。

保険会社の方が言うのですから、わざわざSOMPOひまわり生命で持っている先進医療保障を解約してまでこの保険に申し込む必要はないのでしょう。
ただ、他保険会社で先進医療を持っている・そもそも先進医療保障を持っていない場合には、臓器移植への保障も付いているという保険になります。

お手元の保険の保障内容を確認して、検討してみて下さいね。