オリックス生命は保険料が安い事で人気がありますが、持病のある方用定期死亡保険として『ファイン・サポート・プラス』がリリースされています。この商品、5年前には存在していなかった保険ですので、割と新しい部類に入ると思います。

最近、保険のランキング情報で有名な保険比較ライフィの「持病があっても入りやすい死亡保険ランキング(2020年2月)」でも堂々の第5位。「第5位って微妙」と思うかもしれませんが、数多くある保険の中で第5位は堂々のランキングですョ。

オリックス生命で有名なのは新キュアという医療保険、ファインセーブという定期保険がありますが、この商品はどの様な保障内容なのでしょうか。

保障内容は?

●保障年齢:20歳~90歳
●契約期間:年満了(10年・15年・20年・25年・30年・35年)
歳満了(60歳・65歳・70歳・75歳・80歳・85歳・90歳)

●死亡保険金:200万円~1,500万円(100万円単位で設定可能)
●保険料払込免除
※不慮の事故から180日以内に約款所定の身体障害状態になった時
※約款所定の高度障害状態になった時

【特約】
●リビング・ニーズ特約
※余命6カ月以内と診断された時に、死亡保険金から6か月分の保険料と利息を引いた金額が支払われる

この保険は掛け捨ての死亡保険です。ですので契約期間が満了になったとしても満期金はありませんし、解約しても解約返礼金はありません。いわゆる「掛け捨て」タイプではありますが、「掛け捨て」の特徴として、満期金・解約返礼金のない代わりに保険料が安く抑えられています。

持病のある方用は健康な方用と比べて元々保険料が割高ですので、掛け捨てだと保険料が抑えられて助かりますよね。

健康な方用の保険と比べて、保険料はどのくらい割高なの?

オリックス生命に定期の死亡保険ファインセーブがありますので、この商品と比較をすると分かりやすいと思います。
おススメコースである死亡保険金1,000万円で、保険料の比較をしてみましょう。

●ファイン・プラス・サポート(死亡保険金:1,000万円・10年満了)
20歳男性:保険料4,760円 30歳男性:5,080円 40歳男性:7,210円
20歳女性:保険料3,820円 30歳女性:4,380円 40歳女性:5,600円

●ファインセーブ(死亡保険金:1,000万円・10年満了)
20歳男性:保険料1,720円 30歳男性:1,880円 40歳男性:2,860円
20歳女性:保険料1,350円 30歳女性:1,640円 40歳女性:2,330円

一目瞭然ですね。2倍以上の差があります。

これは、持病がある方は健康な方と比べてどうしても死亡のリスクが高いからです。死亡のリスクが高いという事は死亡保険金の支払いの割合が健康な方用と比べて高くなるという事。そうした理由から保険料が割高になっています。

それでは、この保険の告知項目はどの様になっているでしょうか?

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告知項目は?

ファイン・サポート・プラスの告知項目は、以下の3つとなります。

1.最近3カ月以内に、医師から入院・手術・検査のいずれかをすすめられたことがありますか。
2.過去2年以内に、病気やケガで入院をしたこと、または手術をうけたことがありますか。
3.過去5年以内に、がんまたは上皮内新生物・肝硬変・統合失調症・認知症・アルコール依存症で、医師の診察・検査・治療・投薬のいずれかをうけたことがありますか。

以前は統合失調症や認知症は持病のある方用の保険で特に告知を求められてはいなかったんですけれどね、最近は他の持病のある方用の保険を見ても告知を求められるケースが多い様です。
持病のある方用の告知項目がすべて「いいえ」でなくては申込が出来ないですので、過去5年で統合失調症や認知症で通院をしている方はこの保険の申し込みは出来ないという事になります。

現実的には統合失調症や認知症の方が、治療をやめて5年を超えるという話は聞きませんので、実際にはこの2つの病気を持っている方は申し込みが難しいという現状ですね。

以前、私のお客様で統合失調症の方がいらして。その方は入院もしていませんでしたし、社会復帰もしていました。当時は告知項目に入っていなかったので、持病のある方用の保険を勧めたことがあります。

色々あって告知項目が変わったのでしょうが、段々と持病がある方用の保険も告知内容が厳しくなっていきますね。

持病がある方用の保険に申し込むコツ

一旦、健康な方用に申し込み、引受不可な場合に持病のある方用に申し込む方法

ところで、持病のある方用の保険は保険料が割高なのは上にも書いた通りです。
その上でファイン・サポート・プラスとファインセーブの保険料を見比べてほしいのですが、男性女性とも40代のファインセーブの保険料の方が20代のファイン・サポート・プラスの保険料より金額が抑えられていますよね。

ファインセーブの方が告知は厳しいのですが、ここで、持病があるからといってすぐにファイン・サポート・プラスに申し込むのではなく、いったんファインセーブに申し込んでオリックス生命に引受可能かどうかを確認してもらうという方法があります。

ちなみに引受可能であればそのまま契約が成立します。

持病がある場合は「多分無理だろう」と最初から持病がある方用で検討する人も多いのですが、実際にファインセーブが引受してくれないかどうかは告知書を提出してみないと分からない事ですので、いったん告知書を提出してみてはいかがでしょうか。

意外に引受してくれるかもしれませんよ。

持病がある方用の保険から健康な方用の保険に乗り換える方法があります

一方、「やはり持病のある方用で申し込む」という場合やファインセーブの引受が不可だった場合ですが、ひとまずファイン・サポート・プラスに加入しておき、ファインセーブの告知項目に触れなくなってから新たにファインセーブに申し込むという方法があります。

実はファインセーブの場合、すべての病気・ケガについて最長5年前までの告知が求められているんですね(告知対象外の病気は、かぜ・インフルエンザ・花粉症・水虫のみ)。初診日から通院期間、完治に至るまでの状況を詳細記入欄に書く必要があります。
そして病気の種類によっては1日の通院でも告知が必要な場合があります。

逆に言えば、持病があったとしても、治療が済んで5年過ぎれば告知項目から外れるという事になります。

そして保険料を見ると、20歳離れていてもファインセーブの保険料の方が安いのですから、5年過ぎた後にファインセーブに申し込みしなおす価値はありますよね。
ですので、完治して5年過ぎてから申し込みをするという方法も有効ですよ。

ただし、その場合はファインセーブの契約が有効になってからファイン・サポート・プラスの解約をするようにしてくださいね。

最後に

ファイン・サポート・プラスは持病がある方でも申し込みが出来る、持病がある方にとって希望の持てる保険です。
持病を持つ様になると出来る事が限られてきます。保険もその1つですよね。そういった方にとってすごく魅力的な保険となっています。

また、いったんファイン・サポート・プラスに加入しておいて、後々ファインセーブに入りなおすという方法もあります。

人気の商品ですし色々活用する方法はありますので、持病のある方はぜひ検討してみてくださいね。