新しいタイプの介護保険が販売されています。

介護保険といえば介護一時金と介護年金のセットで販売されているものがほとんどですが、その分保険料が高いのが難点。ところが、この保険は介護一時金のみの保険ですので保険料もお手頃ですし、その他にも便利な特徴があります。

面白い保険ですので、ご紹介しますね。

更新は1年ごと・一時金80万円のミニ保険

この保険は少額短期保険といって、普通の保険と違って小さな保険です。最近はミニ保険ともいわれています。
まず更新は1年ごとですので毎年保険料が変わります。年齢が上がっていくのと同様、保険料も上がっていく事になります。ただ一時金の上限が80万円となっていますし年金がついていないので、保険料がお手頃となっています。

他の保険と違って便利な点もたくさんあるんですよ。

要支援1から給付金の受け取りが可能

一般的な介護保険は、少なくても要介護2以上が給付対象となりますが、この保険は要支援1から給付対象となります。

給付には2通りあります。

①要支援1から要介護2までの場合は、まず一時金の半分が給付され、さらに同一契約期間に要介護3以降になった場合に残りの半分が給付される。
②要介護3以上になった場合は、給付金の全額が支給される。

一般の介護保険と比べて半額ではありますが、要支援~要介護2でも一時金が受け取れるのはありがたいですね。
ただし、1年目の契約時には60日の免責期間がありますので、その間に要支援や要介護となった場合には支払いがありませんので、気を付けて下さいね。

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代理告知が可能

基本的に保険では、告知は被保険者が必ず記入する必要がありますが、この保険に関してはお子さんが申し込む時に限り、被保険者であるご両親の代わりにお子さんが代理で告知に記入する事が可能となっています。

申込時に介護認定を受けていない事が申し込みの条件となりますので、基本的に被保険者は心身ともに介護が不要な状態ではあるのですが、ただ、高齢になると文字の記入を面倒に感じる傾向にあります。特にこの保険は100歳まで申し込み可能な保険ですので、その様な高齢な方にとっても申し込みしやすい保険ですね。

ただし、代理告知が可能といっても、お子さんが被保険者の知らない間に勝手に告知を記入してはいけません、契約者が被保険者に告知事項を質問したうえで代理告知する必要があります。

被保険者自身が告知について答える必要があるのです。

告知項目は3つのみ

この保険は、告知項目が3つのみで高齢の被保険者が答えやすい内容になっています。

告知項目の2ですが、入院については別表1の病気についての入院・手術については別表2の手術も含まれます。

別表を被保険者に確認するのが大変そうですが、ご高齢の被保険者にとって無理のない告知内容ですね。
とても分かりやすい告知項目になっています。

満60歳から100歳まで申し込みが可能

上でも少し触れましたが、この保険の申し込み可能年齢は満60歳~100歳です。一般的な介護保険は満20歳~70歳位である事を考えると、実際に介護が考えられる年齢になってからの申し込みとなっています。

介護保険は第1号被保険者と第2号被保険者に分かれます。

第1号被保険者は満65歳以上、第2号被保険者は40歳~64歳までとなっています。第1号被保険者の場合は、要支援・要介護といった介護認定を受けるにあたって原因は特に問いませんが、第2号被保険者の場合は、若年性アルツハイマー病や脳血管疾患など国が定めている老化を原因とした疾病が原因である必要があります。
つまり、国も65歳以上の方は、いつ介護が必要になってもおかしくないと考えている事になります。

そう考えると満60歳から、しかも100歳までの申し込みが可能というこの保険は、介護が目の前にせまっている人たちにとって救いの手を伸べていると思いませんか?

介護一時金80万円は安くないのか?

この保険商品はミニ保険ですから、上にも書いた通りで一時金が上限80万で制限されています。この上限80万円という金額は介護一時金として充分なのでしょうか?

これは介護が必要になった時に一時的に必要になった総額を円グラフで表したものです。住宅改修や介護ベッド購入費用など、一時的に必要な金額は約半数が50万円未満となっています。
手すりなど介護に必要な住宅改修については、要支援・要介護になれば総額20万円を限度として1割負担で出来ますし、介護ベッドも介護保険を使えば貸与扱いですが1割負担で使用可能です。

介護保険で足りない・介護保険適応外であれば自費負担もありますが、介護保険でもそれなりにカバーしてくれます。

ということで、ミニ保険でも充分対応可能という事になります。

保険料は?

上にも書きましたが、この保険は1年更新ですので毎年保険料が上がっていきます。

上は介護一時金80万円の保険料の一例です。実際には保険料は毎年変わりますが、この表は5歳ごとの保険料の表となっています。おおよそこの位の上昇率で保険料が上がっていく事を感じて頂ければと思います。
80歳となると保険料が高く感じられるので、それ以上の加入は難しいかもしれませんが、それまでであれば万が一の保障として有り得る保険料ではありますよね。

介護一時金の設定は?

先ほどから上限80万円で介護一時金の話を続けていますが、実際は60万円・70万円・80万円の中から選ぶ事が出来ます。重ねての話になりますが、その場合は毎年保険料が上がっていきますので、気を付けて下さいね。

また、この保険は逆に保険料を設定しておく申し込みも可能です。
例えば毎月3,000円と設定しておけば、保険会社が保険料から逆算して介護一時金を計算してくれ、何かあった時にはその金額が支払われることになります。
ただし、その場合は契約を更新する度、つまり毎年介護一時金の金額が減少していきますので、更新時に介護一時金がいくらになるのかを確認する事をおススメします。

最後に

いかがでしたでしょうか?

この保険はミニ保険ですが、介護一時金としても充実していますし、加入可能年齢も実際に介護が気になる年齢の方が入れるので魅力的な保険ですよね。
またお子さんによる代理告知も魅力的です。

ご両親の介護のために、ぜひ検討してみてくださいね。