最近は生命保険の申し込みもネットで出来る時代になりました。

保障内容としては、特約や保障の幅は対面つまり店舗で申し込んだ方が選択肢は多いのですが、それでも保険の相談に行く時間がないとかネットの保障でも充分保障としてまかなえるものも多いので、ネットでの申し込みも悪くないと私は感じています。

ただ、保障内容も含めてネットで申し込むにはいくつか気を付けないといけない事があります。

ネットは対面と比べて保障内容の選択肢が狭いけれども

「ネットの保障でも充分保障としてまかなえる」というのは、ネットの場合は保障の選択肢が限られる事が多いという事です。例えば医療保険で入院給付金の支払限度日数について考えてみると、ネットだと60日型がほぼ一般的なのですが、実は対面だと120日型や他の日型が選べるという様に、ネットでは選べない保障や特約があるのが実情なのです。
また、死亡保険の場合だと死亡保険金の上限がネットだと低めに設定されていることもあります。

これは、やはり保険の販売をするにあたって、営業が顔を直接合わせる事で契約者や被保険者の様子を知る事が出来るのでネットでの申し込みより信頼性が高い事にも由来しますし、一方、ネットだとそばで保険商品を知っている人が教えてくれるわけではないので、分かりやすく選択肢を絞って保険商品を提供しているという事にも由来します。

ただ選択肢が限られるといっても、例えば支払限度日数60日型についても現在は入院日数は平均42日位ですし、60日あれば充分だと私は思っています。それを120日型にすると保障を使いきれないだけでなく保障が高い分保険料も割高になるのです。
保険は確かに「万が一の保障」ではあるけれど、起こるかどうかはっきりしない事に過剰に保障を付ける事もないと私は考えています。

ネット商品の保障内容は、一般的にみて充分な保障で作られているのです。

そういった状況でネット上で保障内容を細かく書かれていても、申し込む側が理解出来ず困る事も多いですし、保障として充分まかなえる中で分かりやすい選択肢を置いて選んでもらった方が、申し込む側も分かりやすくて助かります。

※参考)メットライフ生命「フレキシィS」

申し込むときの注意点

では保障内容を決めて、いざネットで保険を申し込むにあたっての注意点です。

申し込みをする時間を余裕をもって取っておく事

ネットでの申し込みは手軽にできるので便利とはいいますが、申込書と告知書を入力する必要があります。ただ、ここは声を大にして伝えたいことなのですが、申込書や特に告知書は記入に時間がかかります。慣れないと1時間くらいかかる可能性もあります。
ですので、申し込みをする時間を余裕をもって取っておく事。そして自宅で申し込みをする事をお勧めします。

告知書の入力にあたって

保険の申し込みに記入する事柄は細かい個人情報で人に見せたくない内容のはずです。特に告知書になると病気に関する事もありますし、過去5年までさかのぼって告知をする項目がありますから、過去を思い出す時間も必要です。

ここで特にお勧めするのが、告知書記入のためにお薬手帳を手元に置いておくことです

お薬手帳には薬をもらった日付と薬の名前、日数が書いてあります。過去5年分までは取って置いてなくても、直近のお薬手帳があるだけでだいぶ告知書の記入が楽になります。そして告知書の記入例があるはずですので、それをよく読んで告知しなくてもいいものについては告知しない・逆に告知する必要があるものについては告知をする、という事に充分気を付ける事です。
告知書は細かい記入を必要とする場合もありますので、飲み物でも手元に置いて時間をかける気持ちで入力する事をお勧めします。

申込書よりも、実は告知書の入力が大変です。

申し込みの入力は契約者(被保険者)本人が行う

あと、忘れがちな事は、申し込みの入力は契約者(被保険者)本人が行う事です。ネット販売の商品は契約者イコール被保険者がほとんどです。もしそうでない場合は申込書は契約者が、告知書は被保険者が入力をしていきます。
特にネット型は保険料が安いので、60歳以上の方の生命保険をお子さんが検討する事も多いです。その場合ついつい子どもが親の保険の申し込みの入力をしがちですが、してはいけない事です。

紙を使って申込書や告知書を記入する時は、申込書は契約者が・告知書は被保険者が必ず記入する事になっています。字体で本人でない恐れがあると保険会社が判断した場合は、調査が入る事もあります。ネットですと保険会社が字体を判断することは出来ませんが、申込に際して本人が行う事に変わりはないので、かならず本人が入力するようにしてください。

もし、高齢の方が申し込む場合は入力を高齢の方が行う必要があります。そばにお子さんがついて手助けする事は構わないので、どうかご両親を助けてあげて申し込みが間違いなく行えるようにしましょう。

メンテナンス時間を避ける

保険会社のホームページにはメンテナンス時間を設けている会社もあります。

申込書や告知書を記入している途中にメンテナンスに遭遇するとイやなものです。記入した内容がマイページに自動的に一時保存されるかどうかは、申し訳ないのですが情報不足で私は分からないのですが、ただ一時保存されていても作業が中断されるのは正直気持ちいいものではありません。

面倒な事をテキパキと終わらせるために、入力に取り掛かる時間に気を付けてください。

最後に

ネットでの申し込みといえど、やはり保険は保険です。申込書や告知書はキチンと記入しなくてはならないし、そばに教えてくれる人がいない状態ですと面倒ではあります。
それでも、申込書や告知書をキチンと入力すれば保険の申し込みは進んでいきますし、手間はかかりますが店舗に出向かなくて済むのは、日中忙しくて動けない人にとってはとても便利なものです。

無事申込が終われば、引受については保険会社が判断してくれます。

保険の申し込みもそれほど頻繁に行うものでもありませんので、せっかくですので申し込みを楽しみながら保険会社からのいい知らせを待って頂ければと思います。