2親等以外の人を死亡保険金受取人に指定するのは難しい

生命保険の死亡保険金受取人は、基本的には2親等以内の親族に決められています。
最近では事実婚の配偶者や叔父・叔母といった3親等、また生計を同一にする他人についても死亡保険金受取人として申し込み出来るようになりましたが、2親等以外の場合は、保険会社が状況を確認し、死亡保険金受取人として指定出来るかどうかを決めることになります。

状況にもよりますが、実際には2親等以内の人がいるにもかかわらず2親等以外の人を死亡保険金受取人に指定するのは難しいのが現状です。

最近は核家族から一人暮らしの人が増え、家族形態も複雑化していますが、子どもがいたとしても子ども以外の人に何かお金を残してあげたいと考える人は以前からいたのではと考えています。
もっとストレートに言えば、老後に世話を期待できない子どもではなく、姪や甥、また叔父叔母に死亡保険金受取人の指定をしたいと考えるのは自然な気持ちだと私は思っています。

3親等まで死亡保険金受取人を指定出来る保険商品がある

実は3親等まで死亡保険金受取人として指定出来る商品があるのをご存じでしょうか。
そういった人を対象にした商品ではないでしょうが、主に投資を目的とした生命保険で、外貨建てで証券会社が生命保険会社に引受をお願いして作られている商品です。

いくつかありますが、一例として挙げておきます。

●ロングドリームGOLD(大和証券販売 引受会社:日本生命)

この商品は保険料を米ドルもしくは豪ドルで一時払(加入時に保険料総額を一括払する事)をし、積立利率で支払った保険料を増やしていく商品となっています。

解約返戻金を日本円に換算したうえで目標額を決めることが出来、その目標額に達したところで外貨を日本円にし、その金額を死亡保険金として一括で受け取るか年金として決まった金額を受け取っていくかを選択します。

ただ、この商品は外貨建てで保険料総額を増やすため、元本保証がされていませんので元本割れをする可能性があります。特約で一定年数(2年もしくは5年)、一時払した保険料総額を元本として保証する事も出来ますが、その時はその期間は積立利率が低くなります。
また一定年数が過ぎれば特約が消滅しますので、元本割れの恐れはあります。

あと、解約返戻金の目標額を設定することは出来るものの、目標額に達しない場合もあるという事です。また一時払いで支払う保険料は最低で100万円からでした(特約で日本円で一時払出来る。支払い後米ドルか豪ドルに買い替えを行う)。

生命保険ではありますが、外貨での資産運用をメインとした商品ですね。資産運用としてFXに自信のある方に自己責任で契約をおススメする商品です。

最後に

資産運用をメインとした生命保険が、死亡保険金を残してあげたいと考える人に確実に残してあげられる保険かというと何とも言えませんが、ただ契約して1年後からは日本円に換算して死亡保険金として置いておけるようです。

最初に生命保険料の一時払として3親等の親族に残しておきたい金額を入れておき、その人を死亡保険金受取人として指定し、1年過ぎたら日本円に買い替えてそのまま死亡保険金として置いておけば、増減はありますが死亡保険金を3親等の親族に残すことが可能です。

1つの方法として、アリとは感じました。

思う人はぜひ一度証券会社に問い合わせをすることをおススメします。